YouTubeの基本

YouTubeタイトルの付け方【SEO対策】に必要な3つの設定ポイント

時間をかけて、お金をかけつ作った動画を、YouTubeにアップしても全然みられない…。

苦労が報われない、そんな悲しい思いをしたことがありませんか?

YouTubeの視聴回数をアップするのには、ちょっとしたコツがあります。それはYouTubeの検索最適化、つまりSEO対策を行うことです。

苦労して作った動画は、多くの人に見てもらいたいものです。きちんとSEO対策をしておけば、悲しい思いをしなくてすみます。今回は、YouTube最適化に必要な3つのポイントを説明します。

お客様に「見つけてもらう」SEO対策

SEO(search engine optimization)は、日本語で「検索エンジン最適化」と訳されています。GoogleやYahooなどで検索されたときに、上位表示されるための対策のことです。

例えば、あなたが「東京で美味しいお魚料理が食べれるお店」を探しているとします。

Googleで「お魚料理」というキーワードで検索すると、大量の検索結果がでてきます。多すぎるので今度は「東京+お魚料理」で検索します。2億件の検索結果となりました。

ものすごく多いので、最終的に「東京+神田+お魚料理+日本食+個室」で検索してみると、2千万件に減りました。

まだ探しますか?

おそらく大多数の人は、この結果で表示されている、上位10~20位までの検索結果の中からお店を探すはずです。

検索上位10位くらいまでに入らないと、人は見つけてくれません。目に留まらないと存在しないのも同じことです。

ですので、上位に表示されるように対策することで、お客様に「見つけてもらう」ために行うのが、「SEO対策」と呼ばれるものです。

YouTubeにおけるSEO対策とは

YouTubeは、Googleに次ぐ第2の検索エンジンと呼ばれています。ですので、YouTubeのSEO対策は、GoogleのSEO対策を全く同じ手法が通用します。

重要なYouTube3つの設定

YouTubeは、動画をアップする際に以下の3つの設定が可能です。

  1. 動画タイトル
  2. 説明+ハッシュタグ
  3. タグ

この3つの項目をしっかり設定することで検索上位に表示され、お客様に「見つけてもらう」ことができるようになります。

GoogleとYouTubeの上位表示条件の違い

文字情報のGoogle検索で上位表示されるためには、「閲覧回数」が多い記事が優位になります。

ですが、動画情報YouTubeでは「視聴回数」が多い動画よりも、「総再生時間」の長い動画が検索に優位になります。

とはいえ、3分の動画より、30分の動画の方が最後まで見られる可能性が高くなるため、長い動画の方が有利とは言えないので、動画を作成する際には注意してください。

YouTubeのSEO設定ポイント

1.動画タイトル

3つの設定中最も重要なのは、動画のタイトルです。

タイトルに、検索キーワードと言われる単語が含まれていなかったり、ライバルが多い単語しかない場合、検索上位に上がらず、苦労した動画がだれにも見られないことになってしまいます。

動画タイトルは、あなたの動画を「見つけてもらう」ために最も重要な設定です。

動画タイトルのテンプレート

小項目|中項目【大項目】

展望台「ハルカス300」から見る大阪の街並み|街の風景【たくさんチャンネル】

  • 小項目:展望台「ハルカス300」から見る大阪の街並み
  • 中項目:街の風景
  • 大項目:【たくさんチャンネル】

この動画タイトルのテンプレートは、大手メーカーでも利用されています。

(引用元)
シャープ: https://youtu.be/kNBynV_Jg90
キャノン: https://youtu.be/CZ_pbtbsQig

キーワードの探し方

上位表示させるためのキーワードは、検索する人の検索意図を予想した上で調査します。

キーワードは、「ビッグワード・ミドルワード・スモールワード」の3つを意識し、Googleの検索窓や、キーワード検索ツールを利用して調査します。

タイトル:展望台「ハルカス300」から見る大阪の街並み|街の風景

  • ビッグワード:風景
  • ミドルワード:大阪
  • スモールワード:ハルカス300

このキーワードをタイトルにした結果、3日後には検索上位に表示されています。

注意すべき点は、上位表示されたからと言って、視聴回数が増えるわけではないことです。需要がないキーワードでいくら上位をとっても、そもそも検索されないからです。需要があるキーワードで上位をとることがポイントです。

2.説明+ハッシュタグ

動画の内容を説明します。説明とあわせて連絡先やリンク先を記載しておくことで、ホームページやメルマガ読者登録、商品の購入先へ誘導することができます。

ただし、パソコンの場合は上2~3行目までしか初期表示されません。スマホの場合は説明欄は初期表示されません。

ハッシュタグ(#)は、最大3つまでつけることができます。ハッシュタグはユーザーが検索するためのキーワードです。探してもらいやすいハッシュタグをつけておきましょう。
※ハッシュタグとハッシュタグの間は、「半角スペース」で区切ります。

3.タグ

タグは、YouTubeなどの検索エンジンが、記事内容を分類しやすいようにつけるものです。タグ付けによって、検索エンジンの表示順位に変動があると言われています。

おすすめ動画や関連動画に表示される可能性が高いので、設定しておきましょう。但し、多すぎるとYouTubeに嫌われる可能性があるので、最大10個くらいまでにとどめておきましょう。

表示例

まとめ

YouTubeのSEO対策は、「動画タイトル」「説明+ハッシュタグ」「タグ」の3つの設定箇所しかありません。この3つの設定をしっかりと行うことで、お客様に見つけてもらいやすくなります。

上位表示されるということは、あなたの動画(商品)が、有名百貨店に並べてもらえたということです。

SEO対策をきちんと行い、お客様に見つけてもらえるようにしましょう!